海外旅行に行く上で絶対に知っておくべきこと、それは・・・
そう、トイレ事情です。
男性はあまり困ることはないかもしれませんが、女性はそうはいきません。
何故なら、国によってトイレの使い方が違うからなんです!
よく、トイレの個室に「こんな使い方はしないでください」と絵付きで貼ってありますよね。
引用:京都市情報館 | 外国人観光客向けトイレの使い方啓発ステッカー
逆に言えば、海外ではその使い方が普通ということです。
海外に行くといかに日本のトイレが素晴らしいか改めて認識できます(笑)
今回は世界のトイレ事情について、調べてみましたので、これから海外へ行く方はぜひチェックしてみてください!
アメリカのトイレ

トイレの使用方法はそれほど日本と変わりなく、あまりカルチャーショックを受けることはありませんでした。ただ、知っておかないと戸惑う場面もあるかと思いますので確認していきましょう。
ドアの上下がめちゃくちゃ空いてる
海外ドラマなどを見ていただくと分かるのですが、思ったより上下が空いています。
見えるんじゃないかとソワソワしちゃいます・・・(笑)
そして、綺麗なデパート(Nordstormとか)だと、床が綺麗で反射しちゃうので、どうかすると隣の人が見えちゃうんです。(自分も隣の人に見られてるけど)
気にしないことですね(苦笑)
PINコードが必要なところもある
これ、知らない方多いかと思います!
私も旅行に行く前にYouTubeでバイリンガールちかさんの動画を見て知ったんです。
そして、実際にこれを使う場面が訪れました。
確かロサンゼルスの街中のスーパーで(Whole Foods MarketかTargetだったかな?)、店員さんに「Where is the restroom?」と聞くと、まさかの連れていかれたトイレはPINコード付き!
初めての体験だったので、動画を見て予習しておいて良かったな~と思いました。
便座の高さが高い
日本人に比べアメリカ人の方が身長が大きいので、大きく設計されているからか、便座が高く感じました。
特に私も身長が低い方なので(155cm)、座るとちょっと背伸びした感じになります。
「全然届かない!」ということにはなりませんが、気になるポイントでした。
トイレはホテルか綺麗なデパートで済ませておく
どこの海外に行ってもそうですが、トイレはできるだけ綺麗なところで済ませておきましょう。
アメリカであれば、空港、デパート、ホテル、レストラン(場所による)です。
特に私は西海岸を旅行したので、とにかく町中はホームレスが多くて、ロサンゼルスのダウンタウンなんかは治安悪そうな印象を受けました。ローカルなお店だとちょっと怖いので、大きなお店に行きましょう。
フィリピンのトイレ
▲Dohela Hotel in Cebu
今まで行った海外の中で1番衝撃を受けましたが、セブ島の場合は決して驚くほど汚いということはないです。東南アジアにしては、意外と綺麗だなという印象でした。
便器に立つ(便座がない)
これが1番ショッキングでした。
よく注意書きに書いてある、あの便器に立っている絵です。
日本人は知らずに座ってしまう人も多いのだとか。
日本人は綺麗な環境になれてしまっているので、こういう便器に直接座るとそこからばい菌がお下に伝わってすぐに膀胱炎になってしまいます。
引用:セブ島留学マナビジン
もちろん事前に調べていたので、立ってしなければいけないことは分かっていたのですが、デパートでもレストランでもこの便器に立って用を足すというのが、なかなか難しかったし、最初は抵抗がありました。
確かホテルなどには、トイレの使い方が貼ってあったような気がします。
私は最初はモールやマッサージ店でどうやって使うのか確認しました。使い方が不安であればお店の人に聞いてみるといいですね。
洋式に慣れてしまっている日本人にはちょっと体勢がきついかもしれません。足ぷるぷるでした(笑)今は和式でトイレすることなかなかないですもんね。
もしどうしても立って用を足すのが無理な場合は、薬局に行くと消毒液も売ってあるそうなので、消毒液を購入し、さらにトイレットペーパーを便器に乗せて座る方法もあります。
桶で水を流す
これはセブ旅行に行った時で、The Pyramidという一見綺麗でお洒落なレストランだったんですが、トイレは衝撃でした。
大きなバケツの水を桶ですくって、トイレの中に水を流し入れて、流すボタンを押すという方法でした。
これを知らずに、流すボタンを押しても流れないので、店員さんにトイレが流れないと伝えると、桶の水を便器に流すように言われました。(と言うか流してくれたw)
このやり方なので床はべちゃべちゃに濡れています。
そして手洗い用の水道も壊れてました。
トイレットペーパーが備え付けられていない
フィリピンでは場所によってはトイレットペーパーが備え付けらていません。
トイレットペーパーも盗んじゃう人がいるのか、基本的にはカウンターに置いてあるので、カウンターの人に声をかけてトイレットペーパーをもらう必要があります。
もしくは、自分で持参しておくと安心です。私はセブ旅行の際は、1ロール持っていきました。
トイレットペーパーは流せない
アジア圏ではトイレットペーパーを流せないところの方が多いです。
水圧が弱いので流れずに詰まっているということもしばしば・・・
ホテルでも流すことができなかったので、トイレにおいてあるゴミ箱に捨てていました。
友達と同じ部屋だったので、臭いが気になりましたが、1日経つとお互い気にしないようになりました。
シンガポールのトイレ

ホテルや空港などは日本と使い方は同じでしたが、古い駅やお店ではちょっと違いました。
ちなみに紙はどこへ行っても流してOKでした。
公衆トイレは有料のところもある
街中は公衆トイレが少なく、あっても有料であることが多いです。
金額も20セントなので、出し渋る額ではないですね。
トイレの前に料金を回収するおばさんがいるのですが、20セントがないとおつりをくれない場合もあるそうなので、小銭を用意しておきましょう。
外にトイレットペーパーがついている
MRTの駅だったと思いますが、並んでいる人たちがトイレットペーパーを手に持っていたので、入口の方へ戻ってみると、大きいトイレットペーパーが壁に備え付けてありました。
私もそこにいる人たちのように、外のトイレットペーパーをちょっと多めに取り、トイレへ入りました。
正直1回分じゃ足りないですよね(笑)
トイレットペーパーは持参しておくと安心です。
和式のトイレは日本と逆を向く
これ、大きい方するときは気を付けてください(笑)
流れませんから!!!
トイレの仕組みが日本と違うので、後ろからの水圧がめちゃくちゃ弱いです。
和式トイレは少ないと思うんですが、日本と同じように、たまたま1番奥の和式トイレに入ったんです。流すの困りました(泣)
あとで調べてみると逆を向くと書いてあったので、これを機に海外旅行に行く前にはトイレをしっかり調べるようになりました。
韓国のトイレ

トイレットペーパーはゴミ箱へ
意外にも韓国も使用済みのトイレットペーパーはゴミ箱へ捨てないといけないんですね。
韓国もトイレの水圧が弱く、トイレットペーパーを流すとすぐ詰まってしまいます。
ちなみに空港では流してOKでした。水圧がものすごく強くてびっくりしました(笑)
韓国に住んでいた友達は大きめのティッシュをいつも持ち歩いていました。
明洞の焼肉屋さんに連れて行ってもらったとき、トイレに行くとゴミ箱はあったんですが、トイレットペーパーが無かったので、友達に言うとトイレットペーパーが切れていることも多いそう。
トイレの場所を調べるアプリがある?!
コネスト韓国地図という無料アプリをインストールすると、トイレの場所が分かるんです。
街の地図や地下鉄の案内だけではなく、公衆トイレの場所も教えてくれる優れものです。

韓国に行く前にはインストールしておきたいですね!
カナダのトイレ

私が行ったのはバンクーバーでしたが、汚いところも特になかったですし、総じて困ることは何もありませんでした。
ドアの上下がめちゃくちゃ空いてる
カナダもアメリカのトイレ同様、ドアの上下が空いているのが気になります。
トイレ内でナプキンやタンポンを買える
1ヶ月間だけバンクーバーの大学に研修に行ったことがあるんですが、女子トイレにはナプキンとタンポンが売ってありました(金額は忘れちゃいました)。
小銭を入れると出てくるシステムで、手洗い場の横についています。
これって絶対日本の学校でも取り入れるべきですよね!!
急に生理になっても、トイレにあると安心しますし、良いシステムだな~と思いました。
トイレは英語で”Washroom”
特に困った記憶はないですが、聞きなれないのが、トイレは「Washroom」になることです。
もちろん「Restroom」でも通じると思いますが、カナダの街中は「Washroom」なので覚えておきましょう!
オーストラリアのトイレ

オーストラリアも全然困りません。私は友達のシェアハウスに泊めてもらったんですが、トイレはユニットではなく別にあったので、特に気にすることはありませんでした。
特に困らない
特に汚いトイレも無かったですし、全く困りませんでした。
強いて言うなら、トイレットペーパーを使いすぎると詰まる場合もあるみたいです。
日本人は綺麗好きなので、他の国に比べるとトイレットペーパーの使用量が多いと言われています。その点気を付けておけば大丈夫かと思います。
もし、オーストラリアのトイレで困ったことがあれば教えてください(笑)
まとめ

どこに行っても安心してトイレを使用できる1番の場所はやっぱり、空港です。
次に、ホテルや綺麗なデパートですね。
トイレに行きたくなる前に、綺麗で安全と分かっている場所で済ませておくのが重要です。
おまけ:トイレはどこですか?
「トイレはどこですか?」が言えればどこへ行っても安心ですね。
英語が共通語であれば、どこへ行っても英語で通じますが、その国の言葉を話したいと思ったら、チャレンジして言ってみましょう!
英語(アメリカ)
Where is the restroom/bathroom?(ウェアー イズ ダ ゥレストルーム/バスルーム?)
restroom=レストランやお店で使う(日本で言う「お手洗い」のような感覚)
bathroom=家庭で使う
引用:ゴガクル
英語(カナダ)
Where is the washroom?(ウェアー イズ ダ ウァッシュルーム?)
washroom=レストランやお店で使う(日本で言う「お手洗い」のような感覚)
英語(イギリス)
Where are the toilets?(ウェアー イズ ダ トイレッツ?)
toilets=イギリスでは便器もトイレもtoiletsでOK。
アメリカやカナダでtoiletsというと「便器」という意味になり、直接的な表現になってしまいます。
loo(ルー)とも言うそう。
イギリスやオーストラリアでは、loo(=toilets)ということもあります。
英語の発音を音声付きで紹介されているのでオススメです♪
韓国語
화장실이 어디예요?(ファジャンシリ オディエヨ)
화장실이(ファジャンシリ:トイレ)
어디예요?(オディエヨ:どこですか?)
引用:ゴガクル
